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ネットエージェント
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2015年P2P利用状況調査結果

2015年1月ネットエージェント調べ

止まらないP2Pファイル共有ソフトの利用!
児童買春・ポルノ禁止法違反の摘発、本格化の兆し!

定期的な利用者は15万人前後と推定

ネットエージェント株式会社では、2014~2015年の年末年始期間における、代表的なP2Pファイル 共有ソフトウェアのWinny(ウィニー)・Share(シェア) ・Perfect Dark(パーフェクトダーク)それぞれの利用者数(ノード数)を調査いたしました。

計測日毎の利用者数から、 現在でもおよそ15万人前後のユーザが、未だにこうしたP2Pファイル共有ソフトを定期的に利用しているものと推測されます。

昨年と比べると、逮捕・検挙者が多かったShareをはじめ利用者数(15万~20万人と推定)は減少しているものの、未だに多くの利用者がいることが分かりました。

2015年にかけての年末年始P2Pファイル共有ソフト利用者数(ノード数)
2012年から2015年にかけての正月三が日におけるP2Pファイル共有ソフト平均利用者数(ノード数)

2014年P2Pファイル共有ソフトウェアごとの検挙・逮捕者割合も
引き続きShareがトップ

2014年の一年間に、報道発表などから判明した情報をもとに集計を行った結果、警察によってP2P観測システムを利用した取り締まりの対象とされ逮捕・検挙に至った、P2Pファイル共有ソフトウェアを利用した違法行為の比率は、Shareの利用によるものが全体の半数近くを占め、次いでCabos(カボス)*1、eMule(イーミュール)*2、Perfect Dark、μTorr ent(マイクロトレント)*3と続いていることが分かりました。

*1: LimeWire(ライムワイヤ)等と同じくGnutella(グヌーテラ)ネットワークを利用するP2Pファイル共有ソフトウェアの一つ。
*2: eDonkeyネットワークおよびKadネットワークを利用するP2Pファイル共有ソフトウェアの一つ。
*3: BitTorrent(ビットトレント)ネットワークを利用するP2Pファイル共有ソフトウェアの一つ。

2015年P2Pファイル共有ソフト別逮捕・検挙者割合

また、逮捕・検挙された年齢層を見てみると、昨年同様30代~40代が多く全体の69%を占めています。スマートフォンの普及に伴いPC離れの進む若年層はP2Pファイル共有ソフトの利用率も低いことが窺えます。

2014年P2Pファイル共有ソフト利用による逮捕者年齢割合